浪人仁さんふらり日記

殺陣好きの役者にござる。拙者が興味を持った事を江戸言葉を交えながら記述致すでござる。

時代劇雑学☆袴(はかま)

さて、御歴々も『紋付袴(もんつきはかま)』ときいたことはあると存じる。
まあせいぜい新年正月か結婚式くらいでしか目にすることもないかと存ずる。
自分の家の『家紋』の入った着物と羽織、それに袴の一揃えのことを言う☆
羽織と着物はさておき、今宵は『袴(はかま)』についてお話しいたす( ̄∇ ̄)

『袴』と言ってもいろいろな種類がある。
主に侍がはいている物を『袴』といい、忍者や芸人、黒子がはいているものを『たっつけ袴』と言う。
ほかに『遠山の金さん』のはいている長い袴を『長袴』と言う☆

さて、袴を買い求めようとした方は一度は迷ったことがあると思われるが普通の袴(侍、浪人がはいている物)に『馬乗り袴』『行灯(あんどん)袴』と言う物がある。
『馬乗り袴』と言うのは二股に分かれているもの。馬に跨がれるから『馬乗り袴』と言う、のかな( ̄ー+ ̄)フッ
そして『行灯袴』
こちらは『スカート』になっていて股は分かれていない。
立ち回りをするのに行灯袴をはいているとフィギュアスケートのお姉さんみたいにセクシーになってしまうので御用心、御用心☆
と言うわけで、袴をお買い求めの際は『馬乗り袴』がお勧めで御座る☆

うんちくでござるが、この『行灯袴』
江戸の頃にもあったようで。
侍が外出先などで『う〇こ』をしたくなったときに『馬乗り袴』だと袴を脱がなければならないが『行灯袴』だとそのまま出来る!
と言うことで需要はあったそうな( ̄∇ ̄)
めでたしめでたし☆

ではまた次回!
これにて御免(=^x^=)にゃー