浪人仁さんふらり日記

殺陣好きの役者にござる。拙者が興味を持った事を江戸言葉を交えながら記述致すでござる。

時代劇雑学☆鬘(かつら)

時代劇に欠かせない物について何気に記述いたす☆

時代劇に欠かせない物と言ってまず思い浮かぶのは『鬘(かつら)』でござろう。
次いで『着物(衣裳)』『小道具』『大道具』といったところか。

まず鬘でござるが拙者もあまり詳しくない。
侍の鬘は『御家人(ごけにん)』又は『中剃り(なかぞり)』同心なんかのそれじゃな。で、『総髪』医者や町道場の先生。浪人の『虫入り(むしいり)』よく『むしり』なんてもいう。前髪わさわさのやつ。石川五右衛門のは『五十日』だったり『百日』だったりという。五十日とか百日手入れをしないですほったらかしにして伸びたって事らしい。
宮本武蔵柳生十兵衛のマリモのお化けみたいな髷を拙者は『葱坊主』と呼んでいた。恐らく正式名称があるはずだ。
他にも色々あるのだけどよく見るのはこのあたりでござろう☆

次は町人。
侍と違うところはふっくらしていること。後ろの膨らみを『髱(たぼ)』という。鬘の種類でいえば『袋付き(ふくろつき)』国定忠治親分は『虫入り』町人だとこのくらいかな。曲げをまげると『イナセ』といって威勢がいい若衆やヤクザ、遊び人に多い。
そう言えば町人の総髪は見たことないな。
女性物は分からぬ☆
すまぬm(_ _)m

ではまた次回☆
これにて御免( ̄∇ ̄)☆